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『超★ライフハック聖典』〜いろいろ難しい問題を扱った本だった

 

ココロン献本ありがとう!
賢くてユーモアがあって抜群に人気があるアルファブロガーなのに、
字がかなり残念というスキを見せることで相手に親近感を抱かせるライフハックだね!お見通しだよ!

 

(なんてくどいんだこのオッサン・・・!喋りすぎだよ!ずっとココロンのターンじゃないか!!)

本なのにあたかも今、目の前のココロンとコミュニケーションを取っていて、
こっちが望んでもいない余談を一人で先回りして喋り倒してる、という印象を受けるのはなぜかしら。
ココロンの巧みな文章術のせいなのか、はたまた彼のキャラが本というメディアの枠じゃ我慢できずに
出しゃばってくるからなのか・・・。
感じるぜ!前のめりすぎてぶっちゃけ暑苦しいココロンの愛を!!
ショッキングな自己啓発書を出すので唖然としてください - ココロ社

あ。ココロンと私のファースト・コンタクトはココを見てね♪動くココロンがいるよ!
アイツにLOVECALL! 第一回 ココロ社さん - vlog:lovecall.jp(更新停止)


かつて 「文章が冗長になるのは、自分が思っていることのすべてを、あらゆる読み手に正確に伝えようと努力した結果だ」 と言った人がいた。
『超★ライフハック聖典』を読んでいると、ココロンはまさにそういう人なんだと感じる。
この本で伝えたいことは、古くからある3つのことわざ。

情けは人のためならず
人のふり見てわがふり直せ
善は急げ


実際はこれじゃなくてもいいんだけど、アレコレと便利そうなライフハックに飛びついては遂行せぬまま
終わるくらいなら 「これと決めて筋を通せ」 と。はてなブックマーカーには耳の痛い話ですね><
そして、その大原則として「あるライフハックを実行しないという選択をした場合も、次に用意されたライフハックを実行しなければならなくなる。そして後で実行するライフハックは、前に実行するライフハックより効力が低い」と。

しかし、ただ誰もが知ってるようなことわざを挙げて「役に立つぜ!」というだけでは、高度にスルー力の発達した私たちは、たとえ目にしてもアドワーズの広告ばりにスルーしてしまうだろう。

そこで我らがココロンが「三途の河の渡り方」などという、一見まったく関連が分からず (これを商用出版で書くってどうなの・・・?) と新米編集者の私を混乱させるような文章を披露しまくり、さまざまな立場の読者に、楽しく、分かりやすく、説得力を持って上記の3つのことわざを伝えようという試みが、この『超★ライフハック聖典』なのだ!私はそう感じた。

”カリスマサラリーマン”という肩書きを持ち、日本の組織社会を巧妙に生き抜いてきたココロンが、リアルなビジネスシーンでの処世術を説く。
その部分だけ読むと普通のビジネス書っぽい気がしてくる。絶対に違うけど(゚∀゚)
第二部の「仕事をやり過ごす超★ライフハック」は、企業で働くうだつの上がらない(失礼!)サラリーマンに超★オススメ!
余談ですが私は、文中にチョイチョイ挟んである「飛び出せライフハック」というコラムの中で、第二部内に登場する『「機械」と聞いてギョッとする人のためのライフハック』がとびきりバカバカしくて大好きだw


以下、本文抜粋しながらの感想。

結局のところ、閻魔様は「がんばってる感」に対して弱いのです。
裁きを受ける方というのは一日に何万人もいるわけで...(以下略)
注釈:何千人かもしれません。八百屋に八百種類の野菜があるわけではないが、その点で八百屋を責めないのと同様、責めないでください。

〜三途の河の渡り方 より

そう、ココロンはこんな風に突っ込まれそうな箇所を予測し、先回りして笑いを取りつつ回避するハックが上手い。


たとえば、自分の行動が適切かどうか、ということについての調整をどのように行うかを、自分のみの判断で動いたら必ず失敗します。(中略)
わからないのは、「何が正しいか」ではなく、「どこからが正しいのか」です。

〜「人のふり見てわがふり直せ」より

この部分だけ読むと「ふーん・・・?まぁそうかもね」で終わってしまいそうだが、ココロンは「しつこい男はモテない」という例ですんなり理解させてくれる。ココロンの比喩はとても分かりやすい。


会社やサークルでの知り合いの中から、相手を探すのであれば、少ない異性どうしでお互いを奪い合うことになり、それなりの能動性が必要とされますが、オンラインでは、何千万人がいるわけですから、無理して自分から出ていかなくてもよいのです。(中略)
ビジネスに喩えて考えるとわかると思いますが、ネットショップを持っていて、そこで毎日大量の注文がくるのであれば、あえて効率のよくない飛び込み営業をする必要はありませんよね。

〜「対面でどう行動すべきか」もネットにある失敗例から学ぶ より

ほらね。ココロンはちゃんとこちらが「なるほど」と思うまで話してくれる。
たまにくどいけど、そういうとこ嫌いじゃないよ(///)



私が今すぐ実践したいのは、第七章の『「友達減らし」で人生を何倍もエンジョイする』かな?
あっ!待って!行かないで!そういう意味じゃないってば!勘違いする前にちゃんとこの本読んで!!
そうすればこのエントリのタイトルの意味も分かるから!!!

ココロンの次回作に期待してます♪